10歳のAちゃん。
昨年ピアノを始めてから
瞬く間に譜読みができるようになり
現在は一週間ごとに
自分の興味がある曲を
次々と譜読みしてきます。
現在はソナチネレベルに入り
あともう少しで
バッハのインベンションを
始められそうな勢いです。
ただ 、Aちゃんは譜読みは早いのですが
細部まで丁寧に楽譜を見ることは苦手。
もっと丁寧に楽譜を読んでっ❗
と伝えても
丁寧ってなあに~❓️と返されます(^_^;)
ただ指を下ろして
音を並べるだけが音楽ではなく
強弱 、スラーやスタッカートは
もちろんのこと、
そこに込められた
作曲家の想いを表現する
ということが大切なのです。
とは言っても、
子供にとっては
それは難しいことなので💦
ひとまず、
ソナチネのレッスンでは
ソナチネ形式を理解することから始めました。
曲の大きな構成、
提示部、展開部、再現部はどこなのか。
どのメロディが第一主題、第二主題なのか 。
それぞれの主題は
どんなキャラクターで弾くべきなのか。
これをAちゃんに質問しながら
自分で考えてもらう、
ということをやっています。
曲の構成や表現について
自分で考え、
より深く音楽を理解するための
知的好奇心が芽生えていけばいいな、
と思っています。