先日ブログに書いた、ブラームス作品76。
オーストリアの避暑地、
ペルチャッハにて作曲されました。
ヴェルダーゼーという、
湖畔に広がるリゾート地で、
大変美しく、現在でも
沢山の観光客が訪れます。
ブラームスにとっても、
この街は夏の間、
創作活動に専念するための
最適な環境だったようで、
多くの名作が生まれています。
ヴァイオリンソナタ第1番も
ペルチャッハで作曲されました。
第2楽章は、
親愛なるクララ シューマンの末子、
フェリクス シューマンに捧げられました。
クララ シューマンは、
あの世に持っていきたい…。
と言っていた程、
この曲を気に入っていたそうです。
大変美しい、内密な雰囲気の曲です。