オンラインレッスンをしているAちゃん。
新しい曲を譜読みするのが大好きで
どんどん譜読みをしてきます 。
ただ 、ひとつの曲を
じっくり丁寧に表現をすることは
まだまだ苦手。
どうしたら表現することが
楽しくなるかな、 と考え始めて
レッスンでは
その曲を作曲した作曲家についての話をしたり 曲の背景について話をしたり
たくさん弾いて聴かせたり 。
繰り返してきました 。
ここ数ヶ月で
だいぶ表現力がついたように思います 。
先週のレッスンでは
ショパンのワルツ遺作イ短調を
とても音楽的に表現できていて
驚きました。
オンラインレッスンでも
微妙なテンポの揺れや
タッチの違い、
雰囲気も通じるのか…。
と嬉しく感じました。
Aちゃんが
曲想を掴むのが早くなったのは
普段から
ご両親がクラシック好きで
ご家庭で芸術的価値の高い音楽を聴く環境があることも
大きいと思います。
今習っているピアノの曲にかかわらず
オーケストラや 歌や 他の楽器の
良い音楽を
普段から聞いていることが
Aちゃんの中に蓄積され
音楽の美的感覚が養われていっているのだ、と。