音楽の表現が苦手な生徒さんを見ていると
いつも思うことがあります。
もっと体で音楽を表現できるように
なればいいな…。
奏でている音楽が
なんだかぎこちない生徒は
大体の場合、
体の使い方も理にかなっていないものです。
指先だけ動いている…。
体の動きが音楽の動きに合っていない…。
などなど。
ピアノを弾くのは指ですが
ピアノを弾く時に使うべきところは
決して指先だけではありません。
指がピアノを弾きやすいように
指の動きを助けている手首や腕、
また肩の動きも一緒に使って、
初めて理にかなった動きになるのです。
さらに、
音楽のイメージを考えるために
頭も使い
ペダルを踏むために
足も使い
自分の音色を聞き分けるために
耳もフル稼働しています。
まさに全身フル稼働ですね!
どんな音楽にも
その音楽の表現に求められる
体の動き というのがあります。
音楽を身体で表現するということ。
小さな生徒にとっては
難しいことかもしれませんが
これが得意になれば
表現力も伸びること確実です!