曲の背景への興味




生徒さんが取り組んでいる

ドビュッシーのゴリウォーグのケークウォークという作品。


ゴリウォーグのケークウォークって、変わった題名だよね 。


レッスンで生徒さんに聞いてみたら 

ちゃんと曲の背景について

調べてみたようで 


ドビュッシーの娘の好きだったお人形の名前、 と。


そうそう、

この曲は 、子供の領分という

曲集の中の一曲で 

ゴリウォーグは 

当時3歳だった 愛娘シュシュの

大好きだった本の中に出てくる 

お人形の名前。


そして、

ケークウォークとは

当時アメリカやヨーロッパで

大流行をしていた 

ケークウォークダンス のことです。


ドビュッシーは

ゴリウォーグのキャラクターから

インスピレーションを得て 

お人形ゴリウォーグが

ケークウォークダンスを踊っている様子を描いたと言われています。


レッスンでは 

そのゴリウォーグのお人形の写真があるので 

生徒に見せたり 

ドビッシーが溺愛していた 

愛娘シュシュ が

日本語に訳すとキャベツちゃんという

意味になるんだよ。など。(^-^)


色々と曲の背景について 話をしました。




西洋音楽は、

また、

特にクラシック音楽は 

日本の子供達にとって 

遠い存在になりがちです。


曲の背景について

色々と知っていくことで 

作品がより近い存在になり 

表現することや練習することが

楽しくなればと、

考えています。