ー 指番号が直らない生徒には ー【 大泉学園駅石神井台と富士見台駅上鷺宮の佐々木ピアノ教室】



レッスンで何度も

指番号を直すように言っても、

なかなか直らないことがあります。


演奏に影響のない指番号であれば 

楽譜に書いてある通りでなくても、

レッスンで言った通りでなくても

構わないと思いますが 

絶対にこの指番号の方が良い!

そうでなければ、

演奏に影響が出る、という 

大切な指番号があります。


ある程度、譜読みを済ませて、

体に感覚が定着してからでは

指番号を直すのも大変なので、

レッスンで譜読みの段階で 

出来る限り直すように言っても

なかなか直らない…。


本人は直そうと頑張っていても

直らない原因は何なんだろう…?


原因は色々あると思いますが、例えば、


1. 音符やリズムを読むことに気を取られて、

精一杯なので、指番号まで気が回らない。


2. そもそも指番号が間違っている、

ということに気づいていない。


等々…。



1.の問題の克服に関しては

譜読みの力が足りないだけなので 

少しずつ譜読みの練習をしながら 

譜読みの力の底上げを図る 、

ということを試しています。


2. の問題の克服に関しては、

例えば、 直さなければならない指番号が

目に留まりやすいように、

赤いシールに指番号を書いて

楽譜に貼ったり、


そもそも、どうして指番号を

直さなければいけないか?

ということを

生徒さん自身が自覚するために、

間違った指番号と正しい指番号で

両方弾いてもらい、

どちらが弾きやすいか

感覚の違いを 、

体で自覚してもらう。


などの対策をしています。



一度ついてしまった悪い癖は直すのが大変!

根気のいる作業ですが 

まずは悪い癖がつかないように 

譜読みの段階で 

きちんと直すことを前提に 

なるべくストレスのない対策を考えています。