大人の生徒さん。
ローランドの講師資格の取得を目指して
頑張っていらっしゃいます。
大人のレッスンの場合、
生徒さんが自ら決めた目標に向かって
レッスンを進めていくのが理想だと思います。
やはり、それがピアノを続けるモチベーションになるからです。
もちろん、私の方からも
モチベーションが保てるように
色々なアイデアを出しますが…。
この大人の生徒さんの場合は
この講師資格の取得が今のモチベーションです。
資格試験の内容は、
レベルによって異なるのですが 、
ピアノ演奏 、初見、 歌、リズム叩き 、楽典
などなど多岐に渡ります。
生徒さんがリズムたたきが苦手とのことで、
レッスンではリズムを中心に対策をしています。
こちらの生徒さん 。
リズムの長さを理論的には理解されているのですが、 実際に書いてあるリズムを叩くとなると難しいようで…。
まず 、
リズムが苦手な方にとって大切なことは
例えば4/4拍子なら 、
基本となる四分音符の長さを
自分で決めることです。
その長さが分かっていないと
他の八分音符や十六分音符、二分音符などの
長さもわからない、 ということになってしまいます。
とても簡単なことのように思いますが、
リズムが苦手な生徒さんは、
この基本となる拍の長さが
考えられてない方が多いようです 。
まずはゆっくり、
基本となる四分音符の一拍の長さを
一つの手で叩きながら、
もう一方の手で、 楽譜に書いてあるリズムを
叩くと 、
一拍の長さと、楽譜に書いてあるリズムの長さの関係が分かります。
資格試験に向けて ラストスパートです!