レッスンが軌道に乗って、 生徒さん本人に向上心が芽生えてきたら、 相談の上、コンクールの参加もおすすめしています。
どんなコンクールでも、 目標に向かって頑張る力、 集中力、 強い意志を持って練習するエネルギーは、必ず必要になります。
コンクールは、結果が白と黒で出てしまう厳しい世界でもあるので 、頑張っても結果が出なかった時は、フォローが大変ですが、 目標に向かって努力するその過程、と、 結果が出なかった時、何が足りなかったのか? 考えること、この2つが、人として大きく成長させてくれるのだと思います。
逆に、賞を受賞できたり、納得できる演奏ができた時は、達成感を感じたり、自信がつくことによって、目標に向かって努力する楽しさを、知ることができるのだと思います。
ピアノに関わらず、生きていく上で、大切なことですよね。
生徒さん、ピティナやピアノオーディション、ブルグミュラーコンクール、ベーテンコンクール、グレンツェンなどで賞を取ってきてくれたり、または惜しくも結果が出ないこと両方ありましたが、そのどれもが本人にとって、貴重な成長の糧になったと思います。
また、コンクールと一言でいっても、本当に色々なコンクールがあるのですが、 私が生徒さんにコンクールを選ぶときは 、下記2点を考えて選びます。
・ その生徒さんが、精一杯準備を頑張れば、 ファイナルに手が届きそうなレベルのもの。
・ その生徒さんにとって、 コンクールの課題曲が意義があり、勉強になるものか?
また、 実際にコンクールを受けるとなったら 選曲にも大変気を使います。
選曲の基準は、
1. その生徒さんの長所がアピールできる曲、 生徒さんのキャラクターに合っている曲。
2. その生徒さんの短所が目立たない曲。
3. 曲として、 映える曲、 音楽的に充実した曲。
などなど考えて 、毎回すごーく悩み、体力気力沢山使います💦笑
せっかくコンクールを受けるのであれば 、やはりできるだけ良い経験をしてほしい、 その生徒さんにとって良い勉強になるように 、、、
心がけています。
コンクールを受ける本人、 お母さん方はもちろんですが、 講師も真剣勝負です💪