「音程」=音と音の間の距離
難しい言葉に感じますが、簡単に言うと、例えば「ド」と「レ」の音の高さの違い、距離。
「ド」と「レ」は2つの音があるので2度、「ド」と「ミ」は3つあるから3度、「ド」と「ファ」は4度の距離があります。
この音程を聴き分けられるようになると、移調もできるようになります。
ソルフェージュをやっていると、自然と身につくので、今まで移調できなかった子が、ソルフェージュをやっていくうちに移調ができるようになった、というケースを見かけます。
例えば、ハノンの練習曲は全部ハ長調で書かれていますが、音程が聴き分けられる子は移調して、他のト長調などでも弾けるようになります。
移調して弾けると、例えばハノンの場合、ハ長調だけでなく、他の調の指のポジションも学べるので、とても良い練習になります。
面白いもので、移調は、ソルフェージュをやってない人でも、なんとなく感覚的にできてしまう人も見かけます。生まれつき音感が良い、っていうのでしょうか・・・。
そういう人でなくても、トレーニングすればできるようになるので、ソルフェージュってやっぱり大切ですね♪