何事も基礎は大切ですね。
「ハノン」は良い指を作るための、基礎教本です。
もちろん、この教本は結構忍耐が要るので、使うかどうかは、個々の生徒さんの目指すところに合わせて、適宜使います。
最近は、色々な「ハノン」が出版されていて、数十種類あるのではないでしょうか?
どれを使ったらよいのか、迷ってしまいそうですが、私は子供には写真左のピンクの「新・こどものハノン」をお勧めしています。
リズム課題も種類が多く、また目標を立てて、仕上がり目標日と、実際に合格した日を書き込めるようになっているので、子供がモチベーションを保ちやすいのです。
真ん中は、昔からある「ハノン」
ブルグミュラー25の練習曲も、王道です。
練習曲にもかかわらず、付いている題名と曲想がマッチしているところが魅力の教材。
「ブルグミュラーコンクール」など、ブルグミュラーを中心としたレパートリーが課題曲になっているコンクールもあるほど、日本では古今良く使われる本ですね。