上鷺宮の佐々木ピアノ教室ーピアノが上達するには?ー

上達あれこれ その1 ☘まずは、環境と習慣づけ、そして・・・関心を持つこと☘

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新しく習い始めたピアノ♪お稽古ごとの習い始めって新鮮で誰でもウキウキしますよね!

特にお子さんが目を輝かせてレッスンに来てくれているのを見ると、それだけでこちらも嬉しくなります♪

 

そのウキウキした気持ちをいつも持ち続けながら、上達するためには、どうしたら良いのでしょうか?

 

ピアノが上達するためには、お家での練習は必要です。

お家での練習に関して、子供は(特にまだ小さいうちは)自分で練習環境を整えたり、時間を管理したりすることは出来ませんので、お家での練習については、保護者のご協力をお願いしています。

 

とはいっても、練習時にいつも子供の横について、弾き方を指示したり、音間違いを指摘したりする必要はありません。

 

私が保護者の方にお願いしていることは、

・練習環境を整えてあげる

・練習することを習慣づけてあげる

・子供のピアノに関心を持ってあげる

 

この3つのみです。

 

「練習環境」って一言で言っても色々ありますが、例えば、子供が練習しているのに、同じ部屋でテレビがついていたり、誰かがガヤガヤしゃべって居たりしたら、集中できるでしょうか?

ピアノを弾いているのに、気が散るような要素は、できる限り除いてあげて、子供が練習に集中できる環境を作ってあげることは、まず必要です。

 

 

また、「練習の習慣」を作ってあげることも、習い始めの子供にとってはとても大切なことです。

この習慣が、習い始めの時期につくかつかないか、で、レッスンが上手くいくかどうか、が変わってくると思います。

 

「ピアノが好きなら放っておいても練習するだろう…」

とお考えの保護者の方もいらっしゃるでしょう。

でも、小さい子はその時の気分に振り回されたり、遊びに夢中で忘れていたり・・・しやすいものです。

そういう時は、やはりお家の方のお声掛けが必要なのです。

 

私もそうでしたが、子供って練習が毎日の生活時間に入ってしまえば、案外それが「あたりまえ」になるものです。

学校から帰ってきて、おやつを食べたらピアノの時間、という風にお家の方とのお約束を作ると、練習の習慣がつきやすくなります。

 

 

最後の「子供のピアノに関心を持ってあげる」

これも、子供のピアノの上達にとても大切な要素です。

 

お母さんが、子供がレッスンや練習でどんな曲を習っているのか、どんなことが出来るようになったのか、知らない、関心がない、という状況だと、子供はきっと寂しい気持ちになり、モチベーションも下がりますね。

また、「どんなことが出来るようになったのか」ではなく、「宿題だった曲を合格できたか」にお母さんの関心が注がれてしまうことにも、子供はストレスを感じます。

 

なぜなら、それは、子供が「頑張った過程=努力」に関心を寄せてもらえず、「合格したかどうかの結果」のみに関心が行ってしまっているからです。

 

お家で子供がピアノを弾いていたら、時々「あの曲良いね♪」「あそこ上手くなったね!」「今日は集中してできたね!」

 

沢山ポジティブなお声掛けをしてあげて頂けたら、きっと子供はピアノが好きで、上達できると思います。

 

上達あれこれ その2 ☘譜読みが自分でできるように☘

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導入期、ピアノを習い始めて間もない生徒さんには、できる限り多くの曲に触れて、譜読みすることが出来るように、心がけています。

もちろん、生徒さんに合わせたレベルと進め方を考えて、曲は、メロディーの流れが美しいもの、リズムが面白いもの、和音の流れが自然なもの・・・と様々な教材から選んでいます。

宿題の量については、保護者の方や生徒さん本人と相談しながら決めています。

 

なぜ譜読みが大切か?

せっかく習い始めたピアノ、数年後にはある程度の楽譜くらいは、自分で読めるようになっておいたら、その生徒さんの将来のためになる、思うからです。

 

・楽譜がささっと読めて、何歳になっても、弾いてみたい曲がいつでも弾けるのが爽快…!

・学校の合唱コンクールの伴奏に選ばれて、自信がついた!

・大学のピアノサークルが楽しい♪

 

こんな生徒さんの声を耳にします。

 

 

今までレッスンしてきた、長くピアノを続けている生徒さんは、例外なく皆さんがある程度楽譜が問題なく読める方です。きっと新しく譜面を読むストレスがないから、続けられるんですね。

 

幼いうちから、沢山の音符を読み、素敵な曲、面白い曲、楽しい曲に触れて、

 

「自分の指で、こんなに色々な音が出せる楽しさ」

 

を味わって欲しいな、と思います。

 

そして、ピアノが大好き!もっと弾きたい!!!につながって欲しいな、と思っています。

 

 

譜読みの能力を伸ばすためには、ある程度の経験値がもちろん必要ですが、幼いうちは五線譜のどこに何の音があるのか、視覚的な違いが分かりづらいので、音符カードを使ってゲーム感覚で音当てごっこをしたり、磁石の音符を自分で置いてみたり・・・と、あの手この手を使って!?遊びの中で音符を覚えていけるようにします。

 

あとは、リズム!

リズムの理解も楽譜を読むためには必要です。

「リズム=音符の長さ」もしっかり覚えていけるように、子供の生徒さんには「リズムのキャラクターカード」を使って無理なく興味を持って覚えられるように心がけています。

 

 

楽譜を読み、理解して、それを運動に置き換える、その作業は「頭の情報処理能力」を高める、と言われています。脳を鍛えることにもつながるのですね。

 

学校の勉強にも良い影響を与える、というのも一理ありますね。

 

譜読みが得意になったら、正に良いこと尽くしですね♪